映画クロニクルには男子の妄想がすべて詰まっている

皆さんはクロニクルという映画（そこそこヒットしたので知ってる人多いと思いますが）をご覧になったでしょうか？

この映画を知らない方のためにざっくりとストーリーを言うと、ひょんな事から超能力に目覚めた少年たちが主人公で、初めはただ単にその手に入れた能力でいたずらする程度だったのが、どんどんと暴走していき、少年たちの仲も亀裂が入り始めてしまい・・・的な話です。

ストーリーはよくある話だし、言っちゃえばAKIRAに凄く似てる。
よくある話なんですけど、これは本当傑作！なぜか？それは男子なら一度は憧れるシチェーションをボンボン映像化してるから！

男子妄想視点でクロニクルのベストシーンをいくつか紹介します。

１．超能力に目覚める

そもそも普通の人間が特殊能力に目覚めるシチェーション自体に超憧れます。僕は小さいころ、トイレに座っている時に自分の小宇宙（コスモ）を感じていました。

２．超能力でスカートをめくる

これはもう、あらゆるメディアで消化しつくされた表現ですが、シンプル・イズ・ベスト。強風にも同じような憧れを抱きますね。このシーンは超能力＋強風のいわば夢のスカートめくりシーンです。

３．空を飛ぶ

空飛べたらいいっていうのはどんなに歳をとっても変わらないですね。未だに空を飛ぶ夢をよく見ます。大体夢の後半くらいから飛べなくなってしまうんですが・・・クロニクルの良いところは「自分を超能力で浮かす」ようにイメージして空を飛ぶんです。これ、僕が夢の時に飛ぶ方法と全く一緒で震えました。最高！

と、男子が憧れるシチュエーションを堂々とやってのけたクロニクル。あとこの映画の素晴らしい点として、すべてのカメラワークが物語の登場人物が回しているビデオカメラや、テレビの映像、スマホなどで撮影されたものをつなぎあわせてあり、非常に生々しいというかリアリティがあります。 ※クローバーフィールドのようなイメージです。

この視点でみる終盤のアクションは、さながらジェットコースターのような映像でこれ劇場で観ればよかった～～！と激しく後悔しました。まだご覧になっていない方、オススメです。