貞本版「エヴァンゲリオン」がついに完結

新世紀エヴァンゲリオン (14) (カドカワコミックス・エース)

 貞本版「エヴァンゲリオン」がついに完結した。

漫画が連載開始された当時、僕はまだ中学生で、それこそリアルチルドレン世代だった。それから幾年も月日が経って、僕は14歳から33歳の2人の子供を持つ父親になった。

社会現象を起こしていた1997年、父親の癌が発覚し家族全員で闘病生活に入った。

エヴァンゲリオンは当時の僕の逃げ場所だった。

シンジ視点で観ていた物語は、最終巻を読んだ時、完全にゲンドウ・ユイの視点になっていた。四季が無くなったエヴァンゲリオンの世界に雪が降り、ようやく僕もエヴァンゲリオンから卒業出来そうである。

とかいいつつ、来年の夏に発売が決定したBlu-rayBOXは多分買うだろうし、

新劇場版の続きも楽しみなのである。

ひとまず、貞本先生お疲れ様でした！